八王子市|熊野神社 400年前の恋の物語 東浅川町

車だと気が付かない

信号ででも停止しないと分からないような可愛い神社があります。原付だとちょっと横に置いて寄れるのですが、駐車場は確か無いと思います。ここは高尾山方面へ行く入り口交差点、町田街道から行くと甲州街道(国道20号)の交差点を左に曲がってすぐの所にあります。横には小さな児童公園があるだけの小さな神社です。面白いのは鳥居の文字と縁結びの話です。この鳥居に書いてある書体というか、あまり見たことがありません。御神木である木には昔の恋の物語なるものが掲示してありましたのでご紹介いたします。

高尾熊野神社 鳥居の書体


高尾熊野神社 鳥居

境内神社

境内神社



境内神社



境内神社案内

 本殿

境内神社本殿

 アップ

境内神社アップ

 昔の恋の物語。今から四百年の昔、八王子城主 北条氏照の家臣、篠村左近之助に安寧姫という美しい娘がいました。 氏照は、この娘をたいそう可愛がり、城下の月夜峰で催される宴にはいつもそばにおいていました。宴では、よく獅子舞が演じられ、その中にひときは上手に笛を吹く狭間の郷士の息子という若者がおりました。氏照は笛の名手でもありましたから、この若者を宴に呼んでは笛の音を楽しむのでした。安寧姫とこの若者はしばしば顔を合わせることになり、いつしか恋が芽生えるようになりました。そして、この木の下で逢瀬を重ねていたという。 その後この二人がどうなったのか定かではありません。この木は樫の木と欅が根元から一緒になって成長した相性の木でしたので「縁結びの木」と呼ばれるようになりました。 この木の根元に自分の名前と思いを寄せる人の名前を書いて小石を二つ並べておくとその願いがかなうと言われてます。 と書いてあります




高尾熊野神社 御神木

 境内稲荷神社

境内稲荷神社境内稲荷神社

 隣接の児童公園

隣接の児童公園


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 マップ 高尾周辺 紺色29番